坐骨神経痛

坐骨神経痛 · 12日 4月 2022
左足の痺れ
左足の痺れを訴える患者様です。 症状:左の太ももの後ろに痺れと体を左に倒した際同じ所に放散痛。 病歴:病院で脊柱管狭窄症と診断 画像上はMRIで腰椎4番5番と仙骨の椎間板が薄くなり、XPでは椎体間が狭くなっている。 所見:L4・5間の感覚鈍麻、膝蓋腱反射、大腿2頭筋反射減弱 前脛骨筋・腓骨筋筋力低下・ ケンプテスト陽性 長時間伏臥位・仰臥位を取ると左の太ももに症状が出てくる。 以上の事からおそらくL4/5間に問題ありと予測 施療:L4/5間を長軸でけん引し椎体間を広げるテクニックをし、腹圧も低下していたので腹圧を上げるテクニックする。 施療後は感覚鈍麻はマシだがケンプテストではいまだ陽性。初回は以上で終了。(長時間同じ姿勢を取れないので) 2回目は症状は緩和し感覚鈍麻もL5領域のみ・筋力も上がっていた。 施療は前回と同じ事を行う。 現在経過観察中。 今回の症例は画像所見と理学所見がほぼ一緒の症例でした。 中々画像所見と理学所見は一致する事は経験上少ないので勉強になる症例でした。